地震災害と『免震ジョイント』レポート




神戸・大橋
(ポートアイランド側から)

〜阪神・淡路大震災〜

1995年1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源とする兵庫県南部地震(マグニチュード7.2)が発生し、阪神地区を中心に破滅的な被害をもたらしました。

高速道路や鉄道が倒壊し、ライフラインがズタズタに寸断され、大規模な火災や地すべりが発生。建物の損壊は10万棟以上に及び、死者は6300人あまり、負傷者は3万3200人以上に達し、関東大震災(1923年)に次ぐ大惨事となりました。

水道施設では、地震発生と同時に神戸市の給水戸数の9割以上にあたる59万世帯が断水したほか、西宮市、芦屋市など兵庫県南部の都市を中心に合計で120万世帯が断水しました。

地震発生から2週間以上を経過した時点でも、30万世帯以上が断水していたとのことで、地下の埋設施設はかなりの損傷を受けたと言われています。

阪神・淡路地域では、300台あまりのダクタイル鋳鉄製可撓伸縮管「スーパーフレキベンダー」が使用されており、兵庫県南部の各水道施設が多大な被害を受けた中で、すべて順調に作動し、パイプラインの離脱や破損から管路を守りました。


震災対策としてフレキベンダーの活躍!!

水研は、継手部に求められる多様な機能を満たすべく、長年の研究と実績にもとづき独創的な技術を数多く開発してきました。
独自の免震テクノロジーにより、すでに「スーパーフレキベンダー」など数多くの優れた製品を世に送り出しています。このように、私達は長年にわたり、管路にとって最も重要な継手部をいかにして安全性を高めるかの課題に、多くの研究を積み重ねています。


作動状況
ストッパー部(離脱防止部)近く
の塗装の傷の状態から、激しく
伸縮をしたことがうかがえる。
傷の状態から伸縮幅50mmが
推定される。

 
芦屋市の浜風大橋 橋台埋設部
ポートアイランド埋設部 ポートアイランド点検ピット内